2021年11月19日4 分
最終更新: 2021年11月22日
2021/11/20 ワインと暮らすメールマガジン
こんにちは
今日もいいお天気でしたね。
今日の青空も気持ちが良かったですが、なんと言っても昨日の夕焼けの色がとびきりで、あらためて今自分が住んでいる世界の美しさに胸を打たれました。
一昨日はボジョレー・ヌーヴォーの解禁日でしたが、皆さんはもう飲まれましたか?
私はこの週末にいただく予定です。
ワインに合わせて何を食べようかなぁと考えながらスーパーをウロウロしているところにお手頃な豚肩ロースの塊を見つけたので今日はそのお話を。
豚肩ロースは厚めにスライスしてステーキ風にして焼き野菜を添えても美味しいですが、一番簡単でご馳走にも見えるのは、下味をつけてオーブンにお任せかなと思います。
今日は豚肩ロースのボジョレー・ヌーヴォーに合うレシピをご紹介しますね。
<中華風焼豚>
豚肩ロース500gに醤油(大さじ3)、蜂蜜(大さじ2)、料理酒(大さじ2)、オイスターソース(小さじ1)、を2~3時間漬け込み、220℃に温めたオーブンで40分程度焼く
こちらは甘辛くしっとりした焼豚です。
時間があれば一晩漬け込むのがおススメ。時間が無い時はフォークでまんべんなく肉を刺し、調味料がより浸透するようにしています。
焼きたてがしっとりと柔らかく、我が家の子供たちが大好きな味です。
220℃のオーブンは相当な熱さで、この漬け込んだたれが焦げてグリル版にこびりつくと落とすのが厄介なので、我が家はクッキングペーパーを敷いて焼いています。
甘辛の味わいが甘味のあるボジョレー・ヌーヴォーに合うと思います。
多めに作って余ったら角切りにして次の日のお昼にチャーハンもいいですよ。
ボジョレー・ヌーヴォーの“ヌーヴォー”は“新しい”を意味するフランス語。
ボジョレー・ヌーヴォーというワインは、フランス ブルゴーニュ地方、ボジョレー地区で その年の収穫に感謝し、実りを祝うために造られてきた新酒です。
当然、新酒ではないボジョレーワインもありますが、日本ではボジョレー・ヌーヴォーが有名になりすぎてあまり注目されていないようです。
ワイン会等でヌーヴォーじゃないボジョレーワインを持っていくと決まって、ボジョレー・ヌーヴォーのイメージとはとは全然違う!と驚かれ、喜ばれることもしばしば。
というのも、ボジョレー・ヌーヴォーは苺キャンディーのような甘い香りとするする飲める軽やかな味わいのイメージがありますが、ヌーヴォーではないボジョレーワインの中には、逞しく濃厚で飲みごたえのある赤ワインも沢山あるのです。
この時期、「ヌーヴォー」と書かれていないボジョレーワインを探すのは難しいかもしれませんが、見つけたら是非試してみてください。同じブドウ品種でも醸造の仕方でこんなにも違うのかという驚きがあり、ボジョレーワインの新たな一面をお楽しみいただけるかと思います。
ヌーヴォーじゃないボジョレーの赤ワインにはごく普通のローストポークを。
濃厚で程よいタンニン、厚みのあるボジョレーワインの味わいは香ばしい豚の脂身にぴったりだと思います。
<シンプルなローストポーク>
豚肩ロース500gに塩小さじ1を揉みこみ、出てきた水分を拭き、120℃に予熱したオーブンで1時間焼きます(このときローズマリーも一緒にまぶすと素敵な風味になります)。30分程度休ませてから食べる前に熱したフライパンで表面を焼き付けていただきます。
一晩漬け込むなどの工程も無く、低温で焼き上げるシンプルなローストポーク。
少し濃い目のロゼワインにもお勧めです。
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お知らせ
12/5(日)14:00~16:00
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最後までお読みいただき有難うございます。
今夜もワインと共に秋の夜長をお楽しみください。
Nagareyama Wine Club
河田 安津子