ちょっとフレンチなおうちご飯。

2021/6/1 ワインと暮らすメールマガジン



こんにちは

今日から6月ですね。

今日は少し前に読んだ本の話です。

本の名前は「ちょっとフレンチなおうち仕事」。

本の著者は“伝説の家政婦”と呼ばれるフリーランスの家政婦、タサン志麻さんです。

何故伝説なのかというと、依頼先の家庭の冷蔵庫にある食材で家族構成に合わせた1週間分のつくりおきを3時間で仕上げる(片付け込み)仕事ぶりで、予約が取れないことで伝説なのです。

めちゃくちゃ頼りになる、カッコよすぎるタサン志麻さんのこの本。

1つのテーマが2ページぐらいにまとめられていて、写真があって、時々レシピもあって、面白いな~と思っていたらあっという間に読み終えてしまいました。

老舗のフレンチレストランに15年勤務、フランス人の夫を持つ志麻さん。

どんなおしゃれで美味しそうな暮らしをしているのかなぁというのも興味があったのですが、築60年の古民家をご夫婦で使いやすくDIYしたお家だそうです。

理由は幼い頃に大好きだったおばあちゃんの家を思い出すから。分かるなぁ。

広すぎず掃除がしやすいシンプルなキッチンは2口コンロ。

料理道具は多種多様に持たない、まな板は小さく、調味料も沢山持たない。

でも見るたびに嬉しくなるような遊び心も忘れない。

家事、料理、食べること、子育て、タサン家の考え方ややり方が等身大で書かれていて、ほっこり、そしてなんだかスッキリします。

今日はこの本の中から私がアレンジしながら取り入れているレシピを一つご紹介させてください。

爽やかなオレンジとジューシーな鶏もも肉を味わうちょっとフレンチなおうちご飯です。

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【オレンジ香る鶏もも肉のオーブン焼き】

<材料>(2~3人分)

・鶏もも肉・・・2枚

・オレンジ・・・1個

・ローズマリー・・・適量

・オリーブオイル・・・適量

・塩、胡椒・・・適量

<作り方>

1.鶏もも肉は脂肪分を取り除きトレイに乗せ、しっかり目に塩、胡椒をふる。

2.オレンジは皮を包丁でむき、薄皮に沿ってV字に包丁を入れて果肉を取り出す。

薄皮を手で握って、皮に残った果肉からオレンジ果汁を絞り、鶏肉にかける。

ローズマリーは鶏肉にまぶす。鶏肉の上にオレンジの皮を乗せ、そのまま15分以上おく。

オーブンを200℃に予熱する。

3.オーブンの鉄板に鶏肉を皮を上にして並べ、オリーブオイルを回しかける(オレンジの皮は取り除く)。200℃のオーブンで約30分焼く。焼いた鶏肉を皿に盛り、オレンジの果肉を散らす。

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志麻さんのレシピでは鶏手羽元をオレンジ果汁とパクチーでマリネし、オーブンで焼いたものですが、パクチーが苦手な私は鶏もも肉とローズマリーやセロリなどで作っています。

レシピ通り、鶏手羽元で作っても美味しかったです!

お肉とフルーツの組み合わせをすることでワインに合わせやすくなりますよ。

「フルーツはフルーツで食べたい」という方はマリネにオレンジ果汁だけを使い、果肉は別で食べても良いと思います。

さてこのお料理に合わせるワインですが、私はコクのある白ワインを合わせたいと思いました。

シャルドネとピノ・グリという二つのブドウ品種でペアリングを試しましたが、私はピノ・グリの杏のような香りと柔らかい酸味、厚みのある味わいの方が合っていると感じました。

おそらくロゼワインも合うと思います。

爽やかでジューシーで、今日のような爽やかなお天気の日にピッタリな組み合わせになることでしょう。

この本の面白さの一つは、日本とは全然違うフランス人の暮らし方が見えること。

違うのは当たり前ですよね。どちらが正解、優れているもありません。

故郷である日本と大きく違うフランスでの暮らしを経験した志麻さんが伝えたかったのは、「フランスのやり方や考え方が何より素晴らしい」ということではなく「世の中には、違う価値観や色々な考え方があるし、あっていい。“こうじゃなきゃ”と自分を縛らず、自分のスタイルに自信をもって、日々をもっとラクに楽しく暮らそうよ」というメッセージ。

私はこの料理を作るとき、志麻さんからのメッセージを思い出します。

食事は楽しく、家事は自分らしい工夫で、毎日のドタバタはワインで流して、今月も頑張っていきたいと思います。

疲れたら志麻さんもお惣菜を買うそうですよ。

最後になりますが、参加希望の方にはお伝えしましたが、6月12日のワイン講座「ワインの基礎を楽しむ〜赤ワイン〜」の開催を延期とさせていただくことにしました。

理由としましては、千葉県のまん延防止措置法の延長を受け、会場の広さ等の観点からよくよく検討し、自粛することと決めた次第です。

パレット柏様ではワイン講座を開催しておりますが、会場の広さ、参加者同士が対面にならず、またスペースが取れることに加え、主催者のパレット柏様のご意向もあり開催しております。何卒ご理解を頂けますと幸いです。

7月からは流山での講座も再開できるものと考えております。

今後のワイン講座のスケジュールにつきましては下記URLからご確認をお願いいたします。

https://www.atsuko-kawada.com/event

長くなってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。

それでは、次回は6/10に。

Nagareyama Wine Club

河田 安津子