今日のタイトルは私の好きなソムリエでインスタグラマーさんの言葉から。
心から共感。その通りだと思う。
会ったことはないけれど、もし彼女に会えることがあったら一緒にとことんワインが飲みたい。
コロナ自粛生活が始まって約2ヵ月。
有名人の死に悲しみ、ひたひたと迫る恐怖に怯え、これからどうなってしまうんだろうと不安で胸が押しつぶされそうになったこともあった。
家族以外の誰にも会わない。
化粧をしたり着る服を選ぶ意味も薄れていった。
周りの雰囲気がギスギスしはじめ、いつもは優しい人が怖い言動をしているのにも胸が痛んだ。
漠然と考えたのは、これからの新しい社会を子どもたちはどうやって生きていかねばならないのだろうかということ。
見えないウイルスとの戦いはいつまで続くのか、コミュニケーションの在り方の変容、これからしばらくの間少し怖い大人が増えるかもしれない、やるせなく理解できない悲しいことが増えるかもしれないことについて。
柔軟な彼らは時代の変化など難なく乗り越えていくのだろうけど、希望を失うような悲しい思いはなるべくしてほしくない。
楽しみや希望は自分で見つけること、誰かが困っていたらシンプルに助け合えばいいのだということを伝えたい。
外に出られない今このとき、空いた時間で少しでも最前線で戦う人の助けになれることはないか‥
自分でも「急にどうした?」というほど悶々と真面目に考えた自粛生活。
自分なりに挑戦してみたけれど、本当の意味で最前線で戦う人や困っている人の助けになれたかは分からないしただの自己満足だったかもしれない。
でも理屈や計算じゃなく想いだけで動くことがあったっていいのだ。
むしろそういう自信なく震えるアンテナこそ大切にしたい。
損得を計算してどうせ何にもならないよと諦めていたら楽しさや希望なんて見つけられない。
今回、久々にそんな自分に会えた。とても懐かしい感じがした。
「誰かの役に立ちたい」とシンプルに思えた時のなんと爽やかで気持ちの良いこと。
そして、モヤモヤしたまとまりのない想いを受け止めて整理して行動を共にしてくれる友人がいることの温かさ。
テンションは、自分で上げるもの。
恋は、落ちてしまうもの。
愛とワインは、絶え間なく注ぐもの。
自己満足でいい。
自分の楽しいは自分で作ろう。
(追記)
この年で恋などと書くのはこそばゆいですが、「恋」って恋愛に限らず、夢中になれるものに出会う事かなと思っています。そういう意味では何歳になっても我が身に起こって欲しい事だなと思います。
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