2022/8/20 ワインと暮らすメールマガジン
おはようございます。
今日は少し暑さが和らぎそうですね。
先日ある映画を観ました。
仕事に関係がありそうなタイトルだったので観てみようとAmazonでレンタルしたのですが、始まってすぐに“観たことがある映画だ"ということに気が付きました。
話が進むにつれてぼんやりと話の筋を思い出していきます。
でも今回はストーリーを楽しむためではなく映画の中の風景を観たかったので、とりあえず最後まで観ることに。
物語が終わってエンドロールを眺めながら湧き上がってくる、甘酸っぱくて爽やかで開放的で甘い感情に、ようやくこの映画を観た時の自分の気持ちを思い出しました。
“最も好きな映画かもしれない”
“最も好き”と言うからにはもう少しシリアスで深い感動に包まれるような大人びた映画であって欲しかったのですが、私はコメディあり・ラブロマンスあり・ドラマありの明るさしかないようなこの映画がすっかり気に入ってしまいました。
映画のタイトルは、“プロヴァンスの贈りもの”
原題は、“A Good Day” です。
監督はリドリー・スコット、主演はラッセル・クロウです。
フランス プロヴァンス地方の爽やかでのんびりとした陽光と自然。
その地を愛し、そこで生きる人々、訪れる人々の生活やふれあいが描かれています。
一度きりの人生、どんな時間を過ごしたいのか。
どのように働き、どのように暮らすのか。
心地よい映像を観ながらそんなことをぼんやり考えました。
素敵だなと思うもの、感動するものは他にも沢山ありますが、本能で感じるような、どうしても心が惹かれてしまう感覚とは微妙に違うことがあります。
理由を説明するのは難しいけれど心が惹かれてしまうもの、
本日のワイン講座のテーマ 「人生を豊かに愉しむためのワイン学 ~南フランス(プロヴァンス地方)~」は私にとってそんなものです。
最も好きだと思いながら観たことさえ忘れていたのは苦笑するばかりですが、思い出せてよかった。
10数年前、この映画を観た時の私はワインは趣味で飲む程度で、ここに登場するワインにどういう意味があるのかなど知る由も有りませんでした。
講座では“プロヴァンスの贈りもの”に関連するワインもご紹介させていただきます。
この話をするとき私が余韻に浸ってニヤニヤしていたらすみません。
どうか温かい目で見ていただけると嬉しいですm(_ _)m
お仕事の方も、お休みの方も、お出かけの方も。
皆さまにとって今日が素敵な一日となりますように。
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河田 安津子
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