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感謝を込めて。新年のご挨拶

2022/1/1 ワインと暮らすメールマガジン


おはようございます。

2022年最初のメルマガを書いています。

ご来光が建物をオレンジ色に染めたかた思いきやあっという間に晴天の青空になりました。

今日もよい一日になりそうですね。

昨日はお節を作り、夕方近所のお寺に除夜の小鐘を叩きに行きご近所さんと挨拶を交わして、夜はワインを飲みながら映画を観るといういつもの大晦日でした。

いつからか、大晦日の夜から新年にかけて飲む「年越しワイン」の習慣ができました。

それはゆく年を振り返る感謝の時間であり、来る年への最初の挨拶でもあり、この時に飲むワインはちょっと奮発することにしています。

どんな気持ちでどんなワインを飲もうかなぁと選ぶのも楽しく、お正月の大きな楽しみです。

今年はイタリア ピエモンテ州のバローロというワインにしました。

2012年のヴィンテージでしたが、一口目はしっかりと詰まったタンニンを感じ、その一枚奥に深遠な旨味。

二口目からはタンニンがいくらか滑らかになりながら静かな威厳を感じるような成熟した味わいに。

年越しワインとしてはぴったりなワインでした。

2021年の今日は東京での1日の感染者が1,300人を超え、親族での集まりも断念し、緊急事態宣言からのスタートだったと記憶しています。

夏にはすぐそこまで脅威が迫っていると感じる状況でした。

後半は事態が緩和し穏やかに過ごせましたが、この状況に大変な思いをされた方も多かった一年だったと思います。

私もワインというお酒をテーマにしている仕事柄、ダイレクトに影響を受けやすい一人ではありますが、このメルマガを読んでくださっている皆さま始め、多くの方々に気にかけていただき、温かい声をかけていただきました。

「コロナに苦しんだ一年」というより「ご縁に恵まれ温かく充実した一年だった」と振り返ることができました。

本当のセーフティーネットは繋がりなのだと感じました。

改めて、このメルマガを読んでくださっている皆さまに感謝申し上げます。

ありがとうございました。

今年もワインを通して皆さまがくつろぎ心を通わせあえるような場を作り、新たな事にも挑戦しながら、人生を豊かに愉しむためのワインと温かさをお渡しできるように精一杯頑張って参ります。

2022年が皆さまにとって健康で笑顔に溢れる一年となりますように。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2022年 元旦

河田 安津子


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