2021/5/20 ワインと暮らすメールマガジン
こんにちは
河田です。
梅雨入りしたんだっけ?というようなどんよりとした空ですね。
私の髪はくせ毛なのもあって湿度のバロメーターです。
湿度が高くなると髪が膨らんで(>広がって)困るのでこの時期家にいるときは前髪をぴっちりピンで止めて髪を結んで過ごしています。
最初に業務連絡ですが、5/22(土)のパレット柏さんでのワイン講座「人生を豊かに愉しむためのワイン学vol.2 ~世界のワインを愉しむ オーストラリア~」は予定通り開催することになりました。
前回同様、スクール形式でお座りいただき、検温、手洗い、マスク着用、私語はお控えいただき、テイスティングはお静かに、ということになりました。
お申込みいただいた皆様におかれましてはよろしくお願いいたします。
ありがたいことに7月の回まで満席となっているそうで、8月の回のみ1席空きがあるとのことです。
8月は28日(土)、リンゴを発酵させて造るお酒、シードルについてです。
時間は12:30~14:30、参加費は3,000円で、いずれの回もおつまみはありません(お口直しのバゲットをお出ししています)。
お申込み、お問い合わせはパレット柏様にお電話にてよろしくお願いいたします。
パレット柏:04-7157-0280
一方、6/12(土)の流山市内で開催するワイン講座「ワインの基礎を楽しむ ~赤ワイン~」についてはまだお席があります。
ご参加希望の方は下記URLの申し込みフォームか本メールへの返信にてご連絡くださいませ。
コロナウイルスの感染状況によっては延期となる可能性もありますことをご了承ください。
話は戻り、梅雨といえば、入梅イワシ。
入梅は「梅の実が熟し、梅雨に入る頃」という意味だそうで、6月上旬になります。
この時期に獲れるイワシは脂が乗っていて一年で一番美味しいそうです。
お刺身で食べたいところですが、ワインに合わせるならオリーブオイルをかけてオーブンで焼くのもお勧めですよ。
今日はワインに合うイワシのレシピと私のおすすめのワインをご紹介します。
【イワシとミニトマトのオーブン焼き】
1.三枚におろしたイワシ6尾分に塩を振り、冷蔵庫で一晩寝かせる。
2.水気を拭き取ったイワシに半分に切ったプチトマト(9~10個)、4等分に切ったニンニク(1かけ)を耐熱容器に並べ、タイム等のハーブ(あれば)を乗せて、オリーブオイルを多めに回しかけて180度のオーブンで15分程度焼く。
こんがり焼いたバゲットに乗せてもいいですし、パスタに和えていただいても美味しいです。
生臭くならないポイントは以下2点です。
・オーブンに入れる前にオリーブオイルを多めにかけること。
(イワシがオリーブオイルに溺れるほどかけなくても大丈夫です。イワシ全体にかかるように。)
・食べる際、ほぐしたイワシやトマトをバゲットに乗せた時に耐熱皿に残ったオリーブオイルをスプーンですくってかけること。
こうすることによって、ワインと一緒にいただいたときの生臭さが抑えられます。
このお料理に合わせるワインとしては、私はフランス ロワール地方の「ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ」(MUSCADET SEVRE ET MAINE)という白ワインをお勧めしたいです。フランス南西部、大西洋に近いロワール河畔のナントでミュスカデというブドウ品種から作られているワインです。
「海のワイン」と言われ、清々しい酸味、フルーティーでほんのり塩気が感じられ、魚介に合わせやすいのが特徴で、現地のナントでは牡蠣などの大西洋の豊富な魚介類と共に楽しまれているそうです。
スーパーでもお手頃に入手できるワインです。
ちなみにこのメルマガでおなじみのヤオコーさんにもありましたが1,200円ぐらいだったかと思います。
ジメジメして蒸し暑くなるこれからの季節に冷蔵庫でしっかり冷やして楽しんでくださいね。
今回何故このレシピを書いたかと言いますと、数年前にこのイワシの食べ方をスタイリストの伊藤まさこさんのエッセイで読んで「今すぐ作りたい!」と思ったのですが、残念ながら季節外れでイワシが手に入らなかったのです。
以来、イワシを見つけたらすかさず買って食べようと毎年楽しみにしているレシピでございました。
ちなみにですが私はイワシのおろすのが不得意で鮮魚コーナーの方にお願いしています。
ささっと魚をおろせる女になりたいなと思いつつ、安心感と手軽さからやめられません。
次回は6月1日に。
午後も頑張りましょう。
Nagareyama Wine Club
河田 安津子
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