2023/4/1 ワインと暮らすメールマガジン
おはようございます。
昨日、BLUE GIANTを観てきました。
1ヶ月以上前に友人から「絶対に映画館で観たほうがいいよ」と言われ、ようやく。
主人公を含めた3人がそれぞれの想いでジャズに魅了され、バンドを組み、名プレイヤーになっていくお話です。
“才能が無かったら終わり”
“名もない自分達の演奏を誰が聴きに来てくれる?”
“CDを出すなんて月に行くようなもの”
触れているとエネルギーが湧いてくる。やりたい。
でも自分の中で勝手にできない理由ばかりが出てくる。
そんなことに葛藤して一歩も踏み出せなかった頃の自分を思い出しました。
今だってそんな自分がどこかにいます。
情けないけど確かにいる。常にいる。
どんな人の中にも多かれ少なかれそういう葛藤があるのかもしれません。
「そんなことは練習して乗り越えていくしかない」
それはまさにその通りで、
「そんなことは関係ない、ただ世界一のプレーヤーを目指すだけだ」
確かに関係無いな‥目指すだけだ、と頷く。
「やりたい」という気持ちは一つなのですが、
そこから出てくる言葉や行動は人それぞれの個性、色々な形や方向があって、
それは誰を真似するものでもなければ、参考にしても仕方の無いようなもので、
その葛藤含めた情けないところも含めて、いやそういう部分があるからこそ、
生身でぶつかり自分で乗り越えた時に物凄いエネルギーになるのだと思うのです。
そのエネルギー自体が「やりたい」と思う理由になるぐらいに。
そんな自分の心の奥底に潜んでいたものとピタッと合わさって、ぶるっと震えるような感動を覚えました。
誰だって最初は初心者で、下手で変で不器用で見向きもされない。
何歳だろうが皆同じスタート。
まずは今の自分ができる小さな一歩から、どんなに小さなことでも狭い範囲でもいいから、自分が夢中になれることを徹底的にやりたい。
それがたった1年だとしても、気が付いたら一生が終わっていたとしても、燃えに燃えたい。笑
友人が感動したポイントとは違うかもしれませんが、観にいけて本当に良かったと感じたので、気になっている方は是非。
待てば自宅のテレビでも観られるようになりますが、音の迫力は映画館のサウンドシステムならではだと思います。
流山、柏の映画館は夕方遅い時間からの上映でちょうどいい時間帯が無かったので、TOHOシネマズ日比谷で観ました。
ほぼとんぼ帰りでしたが、初めて見るお店が並ぶ中ウィンドウショッピングを楽しめたのも良かったです。
家に帰って余韻をつまみに泡、白(抜栓3日目)、赤(抜栓4日目)と、ワインもいつもより多めに飲んじゃいました。
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飲み比べることで分かること、新たな出会いがあります。
是非いらしてくださいね。
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【人生を豊かに愉しむためのワイン学 申込みフォーム(2023年度 上期 )】
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今日は晴れて暖かくなりそうですね。
お花見をされる方も多いでしょうか。
私はこの週末は今年の最初のキャンプへ行ってきます。
素敵な春の週末をお過ごしください。
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河田 安津子
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